ヒーローズ・リーグ2021のまなみん賞

この記事は「MAヒーローズ・リーグ Advent Calendar 2021」の12日目の記事です。

 

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今年もヒーローズ・リーグが無事終了した。
今年は例年以上にいろんな人が作品を見てくれた手応えがあった。
「チームメンバーの総評で決めました。」という言葉からも、多くの人に応募作品を見てもらっていると思えて嬉しかった。

ただ、受賞作品は一つだけ。
受賞作品は、「受賞」という一つの勲章があるので、明確に相手に「この作品良かったよ!」ということが伝わる
でも、そこで候補に上がった作品は「いい」と思った作品があっても、なかなか開発者に伝わらないことが、悔しくもあった。
ツールとしては、ProtoPediaの「いいね」や「コメント」で伝えてほしいと準備はしてるけれども、それでもなんだか足りない感があった。

ただ、今年は、そんな「候補に上がった作品」を明確に発信してくれているパートナーがいた。それがとても嬉しかった。
とはいえ、候補作品を発信していても、開発者に届いてない気がしたので、作品について語っているYou TubeをProtoPediaのコメントに追記してほしいな…
とコメントしたら、早速実行に移してくれた!

これが更に嬉しかった。


私も負けてられません。
ということで、今年のお気に入り作品を書き出します。

まずはまなみん賞から。

◆まなみん賞

まなみん賞は、「目の付け処」に送ることが多いんです。
この作品は、音声認識の「間」をクイズの回答を待つ緊張感に置き換えて、「うまく」作品の機能として利用しているところ。
ただ、賞の決め手となったのは、この作品からあふれる「肯定感」。
私は、人の長所と短所は場所が変わればどっちにもなると思っています。だから、自分の短所と思っているところが長所に感じられる場所にいけばいい。なんて思っている人なんですが、まさにその世界。
音声認識の「間」が生きる場で活用し、作品全体としても「肯定」の世界で溢れてた。
これ、放った言葉が全部「正解」になるんです。
でも、自分の滑舌が悪い場合、違うことばが「正解」として表示されるなー…なんてコメントしたら、それすら、現在の音声認識精度を受け入れてください!と。

 

思わず、「歩み寄れてなくてすいません!」と思ってしまいました。
この作品の「ウケイレロ」というタイトルそのままでした!

そこに完敗した感じでした。

 

さて、次からは、受賞として表にはでなかったけれど、好きだった作品達の紹介です。

1つ目はこちら

この作品は、BINGOでもど真ん中にしましたw。絶対ヒーロー取ると思ってた。
とにかく素晴らしい。技術力、アプローチの仕方、車椅子をコミュニケーションツールにまで昇華させるところなど、素晴らしいところはたくさんあるけれど、大切な人の笑顔を考えながら、自分が楽しんで作っているところが一番好きでした。

2つ目はこちら

デザインの細かい作業というよりは、一気にスクロールをしたいことが多くて、手がつかれることがよくあるのでとても欲しい。
とはいうものの、本当は、かっこいいし、操作感がな気持ちよさそうだから使ってみたいだけ。ホイール欲、私にもあるかも。

 

お次はこちら

とにかく、やって楽しかったw。とにかくみんなやってみて!
でも、部屋で一人の時をおすすめします。


お次はこちら

前作から好きだったけど、バージョンアップして表現力が広がって、更に魅せられました。

 

お次はこちら

普通にいいなと思った作品でしたが、予選会できいた効果音の「こだわり」を聞いて更に好きになりました。効果音クイズよかったw。
ちなみにうちもカメラよこせとよく言われます。

 

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プレゼン時の「プシュー」って音がかっこよすぎです。プレゼンの仕方もとても素敵でした。あと、目的に対して自分のできる手段を選択していく試行錯誤がすごい。そんな単純なコメントしか私にはできませんが、この作品の凄さが真にわかる授与者を巻き込んだ私、いい仕事した!

 

お次はこちら

とにかくこれつかってみんなでタコパしたいです。まなみん賞的な次点といったらこれだったかもしれない。「たこ焼きを作る行為自体が音楽になる」ここにぐっと来ました。

 

お次はこちら

この作品は何より「静かにする、じっとする。ことをインタラクションのトリガーにする」という点に惚れました。観察するって楽しいし発見がある行為ですよね。ということに改めて気付かされた気がしました。

 

お次はこちら

うちの子、とにかく懐中電灯が好きなんですよ。虹色なんてでたら絶対喜ぶ。
「虹を投影する懐中電灯」が作りたいという思いから、どうつくるのか試行錯誤され、たどり着いたところも好きです。是非、その知見をマネさせてください!
(「虹を投影する懐中電灯を作ろう!」っていうワークショップしてほしい…)

 

お次はこちら

見えないことを可視化するのってやっぱり試してみたくなりますね。ただ、この作品というよりは、この作品がシビックテック決勝に選考されたことによって生み出されたこの作品が好きだったりする。

昔(MasupAwards時代)は、決勝に進出するにつれて、作品に機能が増えたりしていったものでした。別の作品にしてくるのは初めてでしたが、個人的にはこのノリが凄く好きです。また、以下の一言は、MAが大切にしていることで、この言葉をみて、さらに嬉しくなっちゃったりして。

実際に手を動かすことで様々なアイデアが浮かび、新たなモノづくりへとつながりつつあります」

 

お次はこちら

これもやってみたい。身近のものでつくっていたコースもツボでした。屈伸モードは辛そうでやりたくないですがw。toioつかってチビと遊びたいんですよね。

 

お次はこちら

これめっちゃほしい。ちびが母とECHOする時、とにかくカメラから見切れる。あと、絵本を遠隔で読んでほしいけど、カメラの角度が問題。これあればすべて解決?

 

そして、これとこれ。

 

おバカ賞の復活の必要性を感じました。2つとも大好きです。
目覚まし時計のほうは、まさにHL関係者は大きく頷いてしまうんじゃないでしょうか。

 

最後に…

なぜこれが受賞されないんだ!?と一番思った作品はこちら

MAIDでも「これ、プロの仕業ですよね?」という言葉が出るぐらい完成度高いし、使ってみたみんなが「楽しいー」と言っていた作品。
「技術を感じさせない体験」というこだわりが一貫されていてすごい中、今年は「どこでも楽しめる作品」というチャレンジを投入してきたこの作品。見事でした。
決勝前日の魔法の国(ディズニーランド)での撮影には笑っちゃいましたがw。
(行きたかっただけだよねw?)

HLは多様性をうたっていますが、まだまだ評価軸が足りないな…と反省しました。

 

っと、ざっと書き出してみました。
これをそれぞれのProtoPediaのコメント欄へ投稿…。しずらいな。
コメントらしいコメントしてないもんな。

でも、今年もいろんな作品を楽しませていただきました。
ありがとうございます!

また、来年も個人スポンサーするので、楽しませてください!