過去自分が考えてきたこと

「地図」は利用頻度が低かった。だから利用頻度をあげるべく、でかけるきっかけをあたえたかった。そして、でかけることは消費につながるし、人生の豊かさにもつながると思った。
だから人を「でかけ」させるきっかけをつくりたくて、携帯でのスタンプラリーを企画した。


そして、私は「ネット」が嫌い。ただ、もちろんいいところはあると思う。
でもリアルな体験、それが一番だと思うし、技術によって本質的なことが奪われていることがいっぱいある。


ネットだけでなく、ネットのいいところで、リアルの体験を促す。それもしたかった。
「リアル×ネット」だ。
そして、長年勤めていた会社では自分が甘えると思い転職した。


「リアル×ネット」をしたくて、リアルな店舗を持っていて、かつネットもしている会社に。そしてより人の「うれしい」に近づくビジネスの会社に。
ただ、そこでは「会社」「組織」というものを学んだ。
今まで、本当にめぐまれていたんだな・・・と思った。


そして、本質論に戻り、私が与えたいのは「ちょっとした幸せ」であり、リアルな生活に根付いていることに気がついた。
そして、今の会社に転職した。
ただ、今の会社は「短期的な利益」中心で、中長期的な企画がなかなかできない。


でもやっぱり自分が甘えていることに気がついた。
今の会社はどんなに成果をださなくても給料が下がらない。
そして、会社の求める「利益」をだしても給料があがらない、くだらない評価制度の会社だ。プライベートを充実させ、残業せず、机の上をきれいにして、相手に合わせていれば給料があがる。


私は給料をあげたいわけじゃない。転職も、給料さげてでもやりたいことができそうな会社を選択してきた。
だったら、このくだらない評価制度を逆手にとって、好きなことしていいってことな気がする。
会社の方向性を言い訳に、真剣に考えていなかった自分に気がついた。
自分的に、会社がほしいものは十分に返した。いや十二分に返している。
だからここからは自分の好きな風にしていいはず。短期利益をあげないことしてもいいはず。
走り出そう。
自分のプライベートな幸せが遠くなっていく気がするけど。