サービスへの考え方

先日のN田さんと話して気づいたこと第2弾。

私と元同僚の仕事の考え方?手法?の違いを話したこと。
同僚のサービスのやり方は、はやりものを取り入れていくことが多い。
私は、1つの大きなテーマにのっとって、その手段として設計していく。


だから私は元同僚のやり方には「深さ」を感じない。
「物真似」に感じ、ユーザとしては伝わってくるものがない。
だからサービスから離れてしまうんだよな・・・。と思ってしまう。
(悪いって言ってるわけではなく、1ユーザの意見)


私だったらそういったプロモーション・施策は年に1回はぐらいはやるが、あとは自分がしたいサービスと合致したところと一緒にやったり、それをコンセプトにしたイベントを起こしたりする。

ただ、はやりものの取り込みは「認知」の目的でやる。だから年に1回ぐらい。
広い層にアプローチできても、はやりものとしてアクセスしてきたユーザは継続率が短い。
そればっかやってても、深い層(サービスのビジョンに共感してくれる人達)にたどりつけないと思うから。
とうか、効率が悪い気がするんだよな。
私だったら、質のいいユーザ(継続率のいいユーザ)の獲得方法や、獲得者からのARPU向上に頭を使うな。
多くの人に新規で購入してもらうよりも、購入者にもう一度買ってもらう。
(来訪頻度をあげる、単価を上げる)
という手法のほうが圧倒的に楽だと思うから。


もちろんサービスのPLCとしてどの位置なのか?
などによって判断は変わる。
基本的には売上重視か?利益重視か?って気もする。
モバイルのビジネスでいうのであれば、会員数か?売上か?
という視点にもつながる気もする。


継続率という視点で話をする際によく使うのが、Yahooオークション。
実際に取引してなくても、取引回数が信頼度になり、そこを「0」にしたくない。
モバイルのビジネスは寝たままにするのが利益は高いが私はそれは嫌いだ。
でもヤフオクはお金を払っている事実を認識していても、利用してなくても、自分の過去の実績と保つためにお金を払い続ける。
利用しなくても価値を感じお金を払うようなサービスにしたい。
(ここでいきなり話がかわった&日本語へんだな)


そういった視点で私は施策をうってきた具体的な話をいくつかした。
今の会社での無料化もユーザとの接触頻度を増やし、質のいいユーザとの接触機会を増やすことが売り上げ増につながると思ったからだ。
でも、今の私がそれをできていないことにまた気づかされた。
自分の原点に戻った施策をしてこうと思う。


もう機能や導線で売上たててくの飽きた。
人間心理をついた、マーケティング的な手法をサービスに組み込みたい