事例を伝えていきたいという想い

先日書いた記事 「自分が欲しかったから作った」。開発者が勝手に作ったアプリを西鉄が公式採用」が3000いいね!を超えた。
過去の最高は「2011年位置情報サービス総まとめ、チェックインの次の新潮流は?」の1400だったので、過去最高。
純粋に嬉しかった。


私は文章を書くことが苦手だ。だからよほど心が動かないと記事を書かない。
今回の記事はすごく書きたいって思った。このタイミングで公式化されてるとはしらなかったので、記事を書く時間をとるのが難しかった。12月はニートだったはずなのに、なんだかんだとMTGがはいったり、夜は毎日忘年会だったりと、本当に時間がなく、書くことをあきらめようとも思ったが、朝早く起きれば書ける!!っと思い、めずらしく2日間も朝早く起きて書き終えることができた。


今回の動きをどうしてもいろんな人に知ってほしかった。事例があることで人は動きやすくなる。説得材料としても使える。だからこそ、いろんな人に知ってもらい、次のアクションとして動くことのできる材料のきっかけになってもらいたい!!
そういった想いが私を突き動かした。
そして、たくさんの人に知ってもらえたことが、本当に純粋に嬉しいと思った。


今回の「バスをさがす 福岡」のからくりもののアクションは、本当にシビックハックだと思った。からくりものが作ったアプリは実は公開されていたデータだったものの、オープンデータではなかった。つまり公式に利用してもいいデータではなかった。
だからこそこの動きを発信することにちょっとした迷いがあった。
著作権を侵害してどんどん作るべき!といっているわけではない。ただ、形にしないと人はわからないこともある。本当に必要とされていることであれば、形にし、実施を残すことで今回のような結果になると思った。

からくりものの動きも素晴らしいけれど、やはり西鉄の柔軟な対応は、ほかの企業にも伝染していってほしいと思った。
「勝手アプリ→公式アプリ」という動きは、公開されたAPIを利用したサービスや、買収という形であれば過去にもいくつかある。ただ、今回のように、作りたいものを作らせてもらえる関係性での公式化はあまりないと思う。
この形が今後、どんどん増えていくと、ユーザーにとって使いやすいサービスが生まれやすくなるんじゃないかって思っています。