人工知能に変わる記事

私の文章はきれいではないが温度があると言われる。
人柄がでているといわれる。
私はそれが誇らしくもあったが、最近は書く機会が増え、それだけではダメだと思うことが多くなった。


きれいな文章を書くことはだれでもできるから、自分の短所をなおすよりも自分の長所をのばそうとおもってあまり基礎を学んでこなかった。
また、きれいな文章はだれでも学べばかけることだから、他の人がやればいい。他の人にできないことをしようと思った。
ファクトだけのきれいな文章を書くライターは、人工知能がつくり上げる記事とあまりかわらなくなり、将来いらなくなるライターなんじゃないか?とも思った。


でもそれらは、勉強をしたくない自分の言い訳だと気づいた。
高く飛びたいなら一度しゃがまないと。


先日、親愛なる友人から記事を書く仕事を頼まれたので、仕事には興味が無いが友人を助けたくて仕事を引き受けた。
そこで納品した私の文章はほとんどカットされた。
意外とショックだった…。
いろいろとこだわった点はあった。読者のことを考えてのことだったが、クライアントからしてみれば不利だったのだろう。
当たり障りのない文章だけにすることもできたけど、自分はそれができなかった。
当たり障りのない文章のほうが時間だってかからないから費用対効果はいい。
でも、そんな仕事「も」できる人になったほうがいいのだろうなっとなんとなく思った。
クライアントが求めたないことをやっても、結局自己満足なんだから。


そして、もう一つ。自分が書きたいとおもった記事を書いた。
でもなかなかうまく表現ができなかった。
いろんな人に読んでほしいとおもったから書いたけど、私の文章では人に読ませる気にはできなかったのだ。
人に読んでもらえる文章を書きたい。
すごくそう思った。


ただ書くだけは意味がない。
きれいな文章だけは意味がないが、ロジックが組まれている方が読みやすいに決まってる。
基礎が入っている上で、温度をのせられるライターになりたい。


ほんの少しの基礎は教えてもらったけれど、まだまだ身についていない。
今年はその基礎固めを頑張ってみようかと思う。